日本三大中世遺跡のひとつ!
日本でもっとも繁栄していた寺院!日本三大中世遺跡のひとつ!今回は、岩出市根来にある根来寺遺跡展示施設にやって参りました〜♪
岩出観光のスタート地点にも休憩スポットにもなる道の駅「ねごろ歴史の丘」。その敷地内に、根来寺の遺跡が展示されていました。根来寺の遺跡は、日本三大中世遺跡のひとつに数えられるそうです。宣教師フロイスが「日本でもっとも繁栄している寺院のひとつ」と紹介した、根来寺の歴史を学ぶことが出来ますよ〜♪
日本三大中世遺跡とは、、
根来寺遺跡のほか、一乗谷朝倉氏遺跡(福井県)、草戸千軒遺跡(広島県)の3つを言います。
半地下式倉庫
戦国時代の頃より、根来寺には半地下式倉庫がありました。
ここでは、発掘された半地下式倉庫を型取りし、レプリカ展示してありましたよ。
発掘された半地下式倉庫
半地下式倉庫は地面を掘り、地下を利用した倉庫です。中二階があり、その部分は床が深くなっていました。倉庫の中には、油や液体を入れた大甕や味噌や漬物を入れた桶のほか、米や生活道具がありました。
ここでは発掘された半地下式倉庫の型取りレプリカを展示しています。赤く焼けた範囲は、豊臣秀吉の紀州攻めに伴う火災の跡です。
(現地案内板より)
階段遺構
この場所には、上段と下段の子院を結ぶ階段があったそうです。
その階段を型取りし、レプリカ展示していましたよ。
子院を結ぶ階段と通路
この場所では、上段と下段の子院を結ぶ階段と通路が発見されました。ここに展示しているのは、階段と通路の一部を型取りしたレプリカです。
階段と通路の横には、石垣にそって溝があります。上段の子院の桝(集水口)に集まった水は、石垣の排水溝を通りぬけ、この溝に流れる仕組みになっていました。
(現地案内板より)
中世根来寺の石造物
今でも、根来寺境内には多くの石造物が残されているそうです。
ここでは、発掘された石造物をオシャレ(?)に展示してありましたよ。
根来寺境内の石造物
根来寺境内には、今も中世の石造物が多く残されています。
これらの石造物は、五輪塔や宝篋印塔、板碑など様々な形をしており、主に供養塔や墓石として用いられました。
ここに展示しているのは、現地で発掘された石造物の部材です。
(現地案内板より)
地図・住所・詳細
【住所】〒649-6202 和歌山県岩出市根来2347−22(道の駅「ねごろ歴史の丘」の敷地内)
【駐車場】道の駅「ねごろ歴史の丘」の駐車場を利用可
【公共交通機関でのアクセス】
・大阪方面路線バス「ねごろ歴史の丘バス停」下車すぐ
・岩出市内巡回バス「ねごろ歴史の丘バス停」下車すぐ
(本文 根来寺遺跡展示施設パンフレットより引用)