鉄砲傭兵軍団「根来衆」を生んだ寺!
平安時代から続く由緒ある寺院!鉄砲傭兵軍団「根来衆」を生んだ寺!今回は、岩出市根来にある根来寺にやって参りました〜♪
根来寺の境内には、国宝の「大塔」をはじめ、重要文化財の「大伝法堂」や「大師堂」など、数多くの貴重な文化財が残っています。また、紅葉の名所としても知られており、「根来寺庭園」は、国の名勝に指定されています。
鉄砲で武装した僧兵集団「根来衆」。その拠点としても知られるのが、ここ「根来寺」です。遠く離れた種子島から鉄砲をいち早く取り入れ、製造・活用する事で軍事力を強めたと言われています。織田信長や羽柴秀吉(豊臣秀吉)・徳川康家などの戦国大名も、根来の鉄砲を買い求めたそうですよ〜♪
利用案内
【拝観時間】
夏期 4月 ~ 10月 | 9:10 ~ 16:30 |
冬期 11月 ~ 3月 | 9:10 ~ 16:00 |
【入山料】
大人(中学生以上) | 500円 |
小人 | 無料 |
【駐車場】
・専用の駐車場あり(無料)
【お問い合わせ】
・TEL 0736-62-1144(根來寺寺務所)
国宝「大塔」
正式名は「大毘廬遮那法界体性塔」(だいびるしゃなほっかいたいしょうとう)と言います。文明12年(1480年)頃から建築が始まり、半世紀以上経た天文16年(1547年)頃に完成したと考えられています。羽柴秀吉の紀伊攻略では、根来寺の多くの建物が焼失しましたが、この大塔は残りました。1952年(昭和27年)に、国宝に指定されています。
入山料無しで楽しめるスポット
【不動堂】
【大門】
【愛染院】
根来衆とは
根来寺の僧兵たちの集団を、根来衆(ねごろしゅう)と呼びます。根来衆の長・杉ノ坊により鉄砲が持ち込まれ、鉄砲で武装した傭兵集団として知られています。僧兵1万人を抱える、紀州屈指の大勢力だったと言われています。
織田信長を狙撃したのは根来衆の門徒だという説もあります。しかし、当時の根来衆は信長と友好関係を築いていたので、その説は定かではありません。
その後、羽柴秀吉の紀州征伐により攻め滅ぼされました。一部の根来衆の残党は伊勢に逃れ、そして徳川家康に従ったと言われています。
地図・住所・詳細
【住所】〒649-6202 和歌山県岩出市根来2286
【駐車場】専用の駐車場あり(無料)
【公共交通機関でのアクセス】
・和歌山バス那賀「根来寺バス停」下車すぐ
・岩出市内巡回バス「根来寺バス停」下車すぐ