一休生母の墓【大阪府門真市】

大阪

アニメ一休さんのモデル一休宗純の母のお墓

 門真市三ツ島にある下三ツ島公園の一角に、ぽつんとお墓が建っています。

 そのお墓は、テレビアニメ「一休さん」のモデル、一休宗純の生母の墓とされているお墓です。一休の生母は後小松天皇の官女で、一休を産んだのち早世したとされています。

 三ツ島に墓があるのは、生母の父親・楠正澄(楠正成の孫)が南北朝の動乱による室町幕府の追求からのがれるため三ツ島に隠れ住んだことから、彼女も三ツ島に身を寄せたものと考えられています。

お墓のそばには案内板もあります。

一休生母の墓

 一休は室町時代の禅宗の僧、一休宗純(いっきゅうそうじゅん)(1394〜1481)のことで、後小松天皇の落胤の息子とされ、洛西の民家で生まれています。生母については確証がないものの、『橘姓楠家倉氏系図』によれば、南北朝時代、南朝方であった楠木正澄は三ツ島に隠れ住み、正澄の三女が後小松天王の官女となって一休を生んだのち、若くして亡くなったと記されています。
 このことから、三ツ島にある古墓が一休の生母の墓してまつられるようになったです。

門真市教育委員会

地図・住所

【住所】大阪府門真市三ツ島2丁目11(下三ツ島公園内)

今回紹介した場所の動画はこちら

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