伏見奉行所跡【京都市伏見区】

京都

江戸幕府の遠国奉行の一つ

 伏見観光の中心地から少し離れた東側、桃陵団地の入り口に、伏見奉行所跡の石碑と案内板が建っていました。
 伏見奉行所は江戸幕府の遠国奉行の一つで、伏見の民政・御所の警護・西国大名の監視などを行なっていたそうです。鳥羽伏見の戦の際には、新撰組がここで薩長軍と激しい戦闘を繰り広げたと言われています。
 明治期から終戦までは陸軍工兵16大隊敷地、戦後は駐留軍駐屯地を経て、桃陵団地となったそうです。
 この一角は、それっぽくなっているので(笑)少し足を伸ばすのも良いかもしれませんね♪

鳥羽伏見の戦いと伏見奉行所

 現地の案内板によると、、、
 ここ伏見の町は、京都の中心部と大阪や西国とを結ぶ要衝として、昔から栄えてきたそうです。伏見奉行所では、伏見市街と周辺8カ村(後に9カ村)を支配し、町の取り締まりや年貢の徴収・船の取り締まりなどを行っていました。
 幕末期の鳥羽伏見の戦いでは、旧幕府軍は会津藩を主とした1500人が伏見奉行所等に入り、激しい戦闘を行いました。しかし、奉行所内の弾薬に火が付き、奉行所は炎上し旧幕府軍は撤退したそうです。


地図・住所

【住所】京都市伏見区西奉行町(桃陵団地内)

【駐車場】専用の駐車場はありません。(付近にコインパーキング等あります。)

【アクセス】
・京阪電車「伏見桃山駅」より徒歩約4分。
・近鉄電車「桃山御陵前駅」より徒歩約4分。


今回紹介した場所の動画はこちら


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