明智光秀の本陣が置かれた古墳
乙訓地域で最大の前方後円墳!山崎の戦いの際、明智光秀の本陣が置かれた⁉︎今回は、長岡京市勝竜寺にある恵解山古墳にやって参りました〜♪
この恵解山古墳は、古墳時代中期に築造された、京都府南部の乙訓地域で最大の前方後円墳だそうです。たくさんの鉄製武器や形象埴輪などが発掘され、このあたりを支配していた有力者の墓ではないかと考えられています。
また、戦国時代に起こった山崎の戦いでは、明智光秀が本陣を置いたと言われています。
【感想】
現在では、恵解山古墳公園として整備されています。
とても広い敷地の真ん中に、古墳がドーンと待ち構えています。
古墳のまわりには、綺麗に埴輪が並べられていました。
古墳の上にも登ることが出来ます。
上からの景色は、とても見晴らしが良く、絶景でしたよ!
明智光秀が本陣を置いたのにも、頷けますね。
ところどころに案内板が設置されていました。
古墳好きな方や、戦国好きな方は、要チェックですよ〜♪
【注意点】
公園内には、休憩する東屋やベンチはありましたが、トイレはなかったので注意が必要です!
専用の駐車場はありません。
近くにコインパーキングなどもありませんでした。
離れたところに停めて歩くか、電車やバスを利用しましょう♪
山崎合戦と恵解山古墳
織田信長が明智光秀に倒された本能寺の変の直後、羽柴(豊臣)秀吉と光秀が激突した山崎合戦は、あまりにも有名ですが、恵解山古墳も、この戦いの舞台となった可能性があります。
発掘調査で、当時の土器片とともに火縄銃の鉛弾が出土しています。また、後円部にある現在の墓地が棚田状に3段になっていることや、前方に大きな掘り込みがあることも、光秀方が恵解山古墳に陣を置いたさいの造作である可能性があります。
(現地案内板より抜粋)
地図・住所
【住所】〒617-0836 京都府長岡京市勝竜寺30
【駐車場】専用の駐車場はありません
【公共交通機関でのアクセス】
・阪急「西山天王山駅」から徒歩約14分
・JR「長岡京駅」から徒歩約17分
・阪急バス「久貝バス停」から徒歩約4分