キリシタン大名、高山右近ゆかりの湧水
高山右近ゆかりの湧水!戦国時代から枯れることが無い湧水!今回は、豊能町高山にあるマリアの泉にやって参りました〜♪
箕面川に沿って走る府道4号線沿いの、山側にあるのがマリアの泉です。この泉の歴史は古く、キリシタン大名として知られる高山右近も、この湧水を利用したと伝わります。この辺りの高山集落は隠れキリシタンの里として有名で、その縁から高山右近の母・高山マリアにちなんで「マリアの泉」と名付けられたそうです。
戦国武将で大名の高山右近が、この湧水を飲んだのかもしれないなんて、、、
考えただけでも、ワクワクしますね〜♪
マリアの泉 体験記
府道4号線沿いを北に向いて車で走っていると、左カーブを過ぎた左側に「マリアの泉」が見えてきます。
目立った看板などは無く、注意していないと通り過ぎてしまいそうになります。
「マリアの泉」と書かれた石碑と案内板、そしてマリア像があります。
その下には、湧水を汲み上げる井戸ポンプの様なものがありました。
平日の昼間に行ったのですが、先客がいて水を汲んでおられました。
マリアの泉の歴史
マリアの泉の歴史
この湧水は、古来「ちょんちょん水」と言われ、高山郷から箕面方面に、炭や牛蒡を運んだ帰り道、喉を潤した所でした。
1552年、高山郷で誕生した戦国大名の高山右近が、12才でキリスト教の洗礼を受けた後、頻繁にこの街道を通り、母上共々布教活動をされてこられました。その後、何時の頃からか、枯れることが無いこの湧水を「マリアの泉」と言われる様になりました。
しかし、2014年頃から、この場所の直下約150メートルで西日本高速道路(株)による新名神高速道路のトンネル工事が施工され、同じ時期に湧水量が減少する状況が確認されました。
そのため、民有地内において、湧水量を確保するための工事を施工していただき、マリアの泉を後世に引き継ぐことが可能となりました。
この湧水を大事に利用して頂くことを祈念致します。
令和元年十二月 地主 拝
(案内板より)
地図・住所
【住所】大阪府豊能郡豊能町高山(府道4号沿いの山側)