鳥飼の渡し跡【大阪府摂津市】

大阪

戦国武将も利用した渡し船!

 戦国武将・片桐且元も渡った!戦国時代から昭和終期まで継続!今回は、摂津市鳥飼下にある漫鳥飼の渡し跡にやって参りました〜♪
 この渡し船は、戦国時代からの歴史があるそうです。昭和29年(1954年)に鳥飼大橋が完成しますが、その後20年以上も運航されて来ました。しかし、昭和50年(1975年)に、淀川本流最後の渡しは運航を停止する事になりました。

bottsu
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 戦国時代からの歴史がある渡し船、、、
 50年前まで運行されていたんですね!400年〜500年間くらいでしょうか?
 そう考えると、スゴイことですね〜♪

すぐ近くには、藤森神社に続く参道に石鳥居が建っていました。

鳥養の渡しとは

鳥飼(養)の渡し跡

 市内には「鳥飼上の渡し」「五久(ごきゅう)の渡し」「鳥飼の渡し」「願正寺(がんじょうじ)渡し」「一津屋の渡し」などの渡し場があり、地域の人達によく利用され、親しまれた。
 古くは、慶長十九年(1614)片桐且元(かたぎり かつもと)が、大坂冬の陣を前に家臣とともに大阪城を退き茨木城(茨木市)に入った時、この「鳥養の渡し」を利用したと伝えられる。その後、幕藩体制の中で許可制となった。
 それまで民間で運営されていたが、昭和八年(1933)に大阪府営(無料)で利用されるようになった。
 そして、昭和二十九年(1954)に鳥飼大橋が完成したが、この渡しは、昭和五十年(1975)淀川改修工事まで存続し、淀川本流最後の渡しは運航を停止した。

監修 摂津市文化財保護審議会

摂津市教育委員会

寄贈 摂津ロータリークラブ

平成十九年四月

(現地案内板より)

地図・住所

【住所】〒566-0071 大阪府摂津市鳥飼下3丁目29−15

【駐車場】専用の駐車場はございません。近くの有料駐車場に停めるか、公共交通機関を使ってお越しください。

今回紹介した場所の動画はこちら


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