「龍馬とお龍、愛の旅路」像【京都市伏見区】

京都

日本初の新婚旅行の出発地

 寺田屋に宿泊していた坂本龍馬を、伏見奉行の捕り方が襲撃した寺田屋事件。その舞台となった寺田屋と川をはさんだすぐ近くに、坂本龍馬とお龍が仲睦まじく並んで立っています。
 京阪電車本線「中書島」から北に徒歩約5分、伏見みなと公園内に「龍馬とお龍、愛の旅路」像が建っていました。
 寺田屋事件の後、坂本龍馬の負傷療養のため鹿児島周辺の温泉をお龍と二人で巡りました。これは日本初の新婚旅行とされています。その旅行の出発点が、ここ寺田屋浜と言われているそうです。

寺田屋事件とは

 幕末の慶応2年(1866年)1月23日に起こった事件です。京での薩長同盟の会談に立ち会った夜に、寺田屋に宿泊していた坂本龍馬と長州藩士の三吉慎蔵を、伏見奉行の林肥後守忠交の捕り方が捕縛ないしは暗殺しようとしました。後に龍馬の妻となるお龍の機転により2人の命は助かりましたが、この事件で龍馬は手の親指を負傷してしまいました。
 別名、坂本龍馬襲撃事件(さかもとりょうましゅうげきじけん)または寺田屋遭難(てらだやそうなん)とも呼ばれています。

寺田屋事件の後

 寺田屋事件の後、龍馬はしばらく伏見薩摩藩邸にかくまわれていました。その後、右手の傷を癒すため、ここ寺田屋浜から三十石船に乗り、お龍とともに九州の霧島へと旅立ったと言われています。


地図・住所

【住所】京都市伏見区表町(伏見みなと公園内)

【駐車場】専用の駐車場はありません。(付近にコインパーキング等あります。)

【アクセス】
・京阪電車本線「中書島駅」下車徒歩約5分
・近鉄電車「桃山御陵前駅」下車徒歩10分


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