金物の守護神を合祀する神社
三木は「金物の町」として発展!金物の守護神を合祀する神社!今回は、三木市上の丸町にある金物神社にやって参りました〜♪
上の丸公園の南端、三木城の本丸周辺だったとされるこの場所に金物神社は鎮座しています。
三木市は、昔から「金物の町」と呼ばれて発展して来ました。この金物神社には、金物に関わる古代の三神を合祀しているそうです。
同じ敷地内には、「金物資料館」もあります!
ぜひ、そちらもあわせて見学しましょう♪
【祭神】
・天目一箇命(あめのまひとつのみこと):鍛冶の祖神
・金山毘古命(かなやまひこのみこと):製鋼の祖神
・伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと):鋳物の租神
金物古式鍛錬行事
境内の古式鍛錬場では、毎月第1日曜日に、金物を鍛える古式鍛錬の公開実演を行なっています。ふいごを使った昔ながらの鍛錬は、迫力満点ですよ!見学は自由となっているので、一度は見てみたいですね。
【日程】
・基本 毎月第1日曜日
※月により変更あり
※要確認
【時間】
・基本 10時~13時
・6~9月は9時~12時
・12月はふいご祭のため10時〜11時半
※要確認
【鍛錬する道具】
・鋸(のこぎり)
・鑿(のみ)
・鉋(かんな)
・鏝(こて)
・小刀(こがたな)
【お問い合わせ】
三木金物古式鍛錬技術保存会
・TEL 0794-82-3154
・住所 三木市本町2丁目1-18(三木工業協同組合内)
「金物の町」三木市
三木市は、昔から「金物の町」と呼ばれて発展してきたそうです。
そのきっかけとなったのは、戦国時代に起こった「三木合戦(三木の干殺し)」だと言われています。
三木合戦のあと、復興のために大工職人と、その道具を作る鍛冶職人が三木の町に集まって来ました。しかし復興が終わると、大工職人の仕事がなくなってしまいました。そこで大工職人は、各地に出稼ぎに行きました。その先々で、三木の大工職人が持っている大工道具が優れていると評判になり、「金物の町 三木」が有名になったそうです。
地図・住所
【住所】〒673-0432 兵庫県三木市上の丸町5−43(三木城跡・上の丸公園内)
【駐車場】上の丸公園の駐車場を利用可(無料)
【公共交通機関でのアクセス】神戸電鉄粟生線「三木上の丸駅」下車徒歩約5分