寺田屋【京都市伏見区】

京都

坂本龍馬が定宿とした船宿

 京阪電車本線「中書島」から北に徒歩約5分のところに寺田屋はあります。この寺田屋は、明治維新の立役者・坂本龍馬が京での定宿にしていた事で有名な船宿です。
 文久2年(1862)、寺田屋に集結していた薩摩藩の尊皇過激派を、同藩の藩士が粛清した寺田屋騒動(てらだやそうどう)。慶応2年(1866)、寺田屋に宿泊していた坂本龍馬を、伏見奉行の捕り方が捕縛ないしは暗殺しようとした寺田屋事件(てらだやじけん)。この2つの事件は有名です。
 本来の寺田屋は、鳥羽伏見の戦(1868年)の戦火に巻き込まれ焼失したと言われています。現在の建物は、その後に再建されたものだそうです。

利用案内

【営業時間】
・10:00~16:00
※入館は15:40受付終了

【定休日】
・毎週月曜日
・年始(1月1日〜3日)
・他不定休
※要確認

【参観料】
・一般  400円
・大学生 300円
・高校生 300円
・中学生 300円
・小学生 200円
※小学生未満は参観不可

【お問い合わせ】
・TEL 075-622-0243

【駐車場】
・専用の駐車場はありません。
・付近にコインパーキング等あります。

寺田屋騒動(てらだやそうどう)

 幕末の文久2年(1862年)4月23日に起こった事件です。旅館・寺田屋において、薩摩藩の事実上の指導者・島津久光が、同藩の尊皇派を粛清しました。薩摩藩士同士が斬り合った、悲しい事件だと言われています。
 別名、薩摩藩志士粛清事件(さつまはんししゅくせいじけん)とも呼ばれています。

寺田屋事件(てらだやじけん)

 幕末の慶応2年(1866年)1月23日に起こった事件です。京での薩長同盟の会談に立ち会った夜に、寺田屋に宿泊していた坂本龍馬と長州藩士の三吉慎蔵を、伏見奉行の林肥後守忠交の捕り方が捕縛ないしは暗殺しようとしました。後に龍馬の妻となるお龍の機転により2人の命は助かりましたが、この事件で龍馬は手の親指を負傷してしまいました。
 別名、坂本龍馬襲撃事件(さかもとりょうましゅうげきじけん)または寺田屋遭難(てらだやそうなん)とも呼ばれています。


地図・住所

【住所】伏見区南浜町263

【駐車場】専用の駐車場はありません。(付近にコインパーキング等あります。)

【アクセス】
・京阪電車本線「中書島駅」下車徒歩約5分
・近鉄電車「桃山御陵前駅」下車徒歩10分
・市バス「京橋」下車徒歩約1分


今回紹介した場所の動画はこちら


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